NiKIRIN工房日記

リカンベント工房の日々

輪行PROGRESSIVE”PB-968”

今回のご紹介はPROGRESSIVE"PB-968"での輪行
同車輌はフレーム形状が一本の棒状に近く、輪行向けだなぁ…
と、思っていたが、実際に行っておられる方が名乗りを上げてくれたのでした。
オーナーは「K」氏。
氏は小柄な方だそうで、同じ小柄同士なんだか他人事に思えない(笑)
小柄にとってリカンベントを体に合わせるのは大変なのですよ。
それはさておき…氏の愛車をご紹介。

USSで輪行とはかなりの剛の者と見受けられる。
このタイプUSSは意外に輪行し易いとの事。う〜ん、勉強になる。
それではザクッと輪行ショー…いや、手順をご紹介。

ブームとシートを外す訳ね。写真からは解らない部分に氏の工夫があるそうだ。

前輪を外してしまえば輪行袋にも入るって寸法。
可倒式シートステーの便利さと、角度調整部分が抜けるので便利。

そんでもって完成。
この状態で何処でもリカンベントを楽しんで居られる「K」氏。
最後に自らの紹介文をご案内。
参考になりましたよ! ありがとうございます!

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TIOGA Cocoon輪行袋でPB-968を輪行しました。
ポイントは、前部の肩紐通す穴にリカの先端部を突き出した事。
ブーム,チェーン,シート,前輪等外してます。
フレーム先端のパイプ端には 接触変形しないよう、エンドキャップを付けてます。
万一変形したら フレーム一本オシャカですから。
※下ハンドルは小柄対策で「海老ホーン(笑)」を追加してあり握りやすいですよ。
御参考になれば幸いです。

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*海老ホーンとは
本来この下ハンドルはグリップシフター仕様だ。
…が、ハンドル先端から直角にΦ22mmのパイプを装着。
それにラットハンドル用のブレーキ&トリガーシフター8s用を実装した。
結果的に下ハンドル全体が後ろに傾いて、小柄な体格でも楽に手が届く様に。
水平に近いため自然な握りが実現した。
ワイヤーが前に伸びているので海老の触覚に例えブルホーンと掛けて…
「海老ホーン」と氏の友人が命名したとのこと。
USS派でグリップに関してご不満な方は参考にしては如何だろうか。