自作派　改造派　レア派

１０月の試乗会は無事終了いたしました。
暑い時期に比べ、走り回って遊んだ時間が長かった（笑）
まぁ、トライカーナ体験会をやったってのもあるけど。

そんな訳で、９月の試乗会の写真も合わせて一寸だけ紹介。
先ずは自作派。
９月のビックリどっきりメカ。

コレがなんだかお解かり頂けるだろうか…。
なんとも奇妙な前輪駆動アップライトに大きな荷台を付けた様な風貌。
実はこれ、あまりに低いローレーサーを自作したが…

それゆえ公道走行に恐怖を覚え、公道移動用に着脱式アップライトユニットを装着したもの。
サイクリングロードやサーキットではローレーサー。公道ではアップライト。
拍手物のユニットなのである。自由なアイデアの結晶だ。

The movie was shot by "Mr,Nishinomiya"

そして１０月のビックリどっきりメカ。

電動アシスト付き前輪３輪のエス１７改と驚きの２ＷＳユニット装備のエス１７とCobraのニコイチ改。
特に、耕運機（トラクター）の２ＷＳユニットを組み込んだ前後輪操舵の車両は凄い。
少しハンドルを切ると同位相、大きく切ると逆位相と本格的な２ＷＳなのである。

なんともメカメカしいユニットに２ＷＳを主張する尾鰭がついてキュート。

ここだけ見ると、その構造の複雑さに頭がクラクラ。良くこのスペースに収まったなぁ…脱帽。
Photo by Mr,Nishinomiya
乗った感じは奇妙というか新鮮というか…
通常の直進時には殆ど違和感の無いハンドリング。ところが…
トライカーナやスラロームになるとその実力を発揮。殆ど「信地旋回」。
実際にはバンクしているのだろうが、体験的にはバンクせずにスイスイ廻る感覚。
…口では説明できません…動画をご覧あれ！

The movie was shot by "Mr,Nishinomiya"

駆動系並びにドレスアップ派。

ご存知バースィズ。

駆動系を中心に大幅な改造を加えられ、リアは当然９速多段化。
その走りは当然ノーマルの数倍の実力を発揮する。
改造素材としてバースィズは捨てがたい。

そしてレア派代表。
リカンベントコレクターとして恐らくは世界で一番の台数を所有する個人。
イザケン氏のRANS-Trike。勿論デルタタイプ。

ロングホィールベース乍ら、スラローム無敵の小回りと機動性。
そして、非常に軽量。

リアの駆動ユニットはデフ無しの片輪駆動。とてもよく工夫されている。

市販のシマノハブを巧く加工し、オリジナルパーツを開発する事無く組み込んでいる。
こうした工夫が少数生産ながら、高価になり過ぎないメーカーの良心として現れている。
氏の次なる車種はなにか…登場に期待してしまう。