NiKIRIN工房日記

リカンベント工房の日々

トライク行脚(10’夏のツーリングレポート)

TriWave ライダーH氏より。
昨年夏のトライクツーリングのレポートが届いた。
寒いこの時期、暑かった夏に思いをはせ…
今年の夏のツーリングを占ってみては如何であろうか。
<以下レポート>

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■お盆ツーリング
今年も恒例のお盆ツーリングに行って来ました。
ルートは 8/13岡山→しまなみ街道今治 8/14今治→高松→フェリー→神戸 8/15神戸→岡山 というもの。

初日は若干天候が優れず、雨を気にしながらの走行となりました。
笠岡ぐらいまでは問題なかったのですが、広島県に入った辺りから雨がぱらつき始め、雲を避け休み休み進んだため、尾道に到着したのが午後3時。
しまなみ街道の基点となる向島に渡し舟で渡る時には土砂降りでしたがこれ以降は雨もやみ、時間も迫っていたのでひたすら飛ばしました。

一度伯方島で休憩しただけで午後7時前には来島海峡大橋に到着。
暗くなる直前だったので何とか写真が撮れました。その後8時過ぎには今治に到着。

焼き鳥がおいしい処なのでMTBレース界では超有名なお店へ。とても美味しかったです。

翌14日は瀬戸内海沿岸を東へ。
天気も若干曇りですが走るのには丁度良い頃合で、快調に進みます。
途中吉野川沿いに徳島へ行ける分岐に差し掛かりました。
今回もし時間があれば徳島→淡路島→神戸というルートも考えていたのですが、淡路島に渡るルートがフェリーは廃止になっている事…
そして分岐地点のあまりの山の高さに早々に断念しました。

香川県に入ってから国道377号に入り金比羅さんを経由し国道32号で高松へ。
高松到着が午後5時頃でした。
ここからフェリーで神戸へ渡るのですが、そのダイヤにちょっと問題があり選択を迫られました。
プラン1
今から一番早い便は午後8時15分発で神戸着が24時15分。
長時間走った体には時間と体力の面できついが確実に渡れる。
プラン2
高松で宿を取り午前0時55分発で午前5時着の便に乗る。
到着時刻は理想的だが、もし寝過ごして乗り遅れると次の便は午前10時35分発で14時45分着。
こうなると翌日中には岡山に帰りつけない。

今回はリスクを最小にするため1を選択。
でも今にして思えば寝過ごしたらそれはそれで対岸の岡山に帰れば良いだけだったのですが…
(フェリーで1時間だし)

待ち時間に携帯で神戸のビジネスホテルを検索。無事予約しフェリーへ。
と、ここでトラブル発生。
乗船時に後輪が振られたので気になって見てみるとエアーが抜けているようです。
とりあえず乗船後空気を入れ様子を見ることに。
フェリーの中で少し仮眠を取りましたがほとんど雑魚寝状態であまり休めませんでした。
途中気がつくと丁度明石海峡大橋の下を通過するときで、ライトアップされた橋はとても幻想的でした。

神戸到着後エアーを確認するとやはり抜けています。
急激には抜けないようなのでとりあえず空気を補充しホテルへ。
チェックイン後チューブ交換を行い、就寝したのは午前2時過ぎでした。
最終日は瀬戸内海沿岸を西へ向かい岡山へ。
神戸を出発してしばらくGPSが正常に作動していません。
須磨海浜公園に立寄り再起動させ、正常に作動していることを確かめ再スタート。
今回のツーリングは全行程GPSログを採っていましたが…
神戸市内だけビルの多さか初期化に失敗していたようです。

国道2号線を一路西へ。明石海峡大橋に立寄りちょっと一服。
その後少し道に迷うもなんとか姫路―明石自転車道を見つけ順調に進みます。やはり車の影響を受けない道路は走りやすい。

加古川を過ぎる辺りで自転車道を外れ、県道718号→国道250号へ。
姫路市内に入ったところで急遽ダイソーへ。目的はパンク修理用の接着剤です。
実は昨日のチューブ交換後に替えたチューブを修理しようとしたところ、車載していた接着剤が乾いて使い物にならなくなっており、パンクの再発に怯えながら走っていました。
ようやくダイソーを見つけ休憩がてらチューブの修理です。
(これが後に奏効しました)
当日は前2日と違い猛暑で、特に相生→赤穂→県境は坂の連続でこのツーリングで一番きつかったところです。

暗くなる頃にようやく岡山市内へ帰ってきましたが…
家から500m程度のところで後輪がまさかのリム打ちパンク。
押して帰ることも考えたのですがやっぱり乗って帰りたかったので、修理しておいたチューブに交換。
無事帰還しました。
結局、三日間トータルで500km(170km、150km、180km)の走行でした。

今回のルート



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すばらしい風景の中をトライクで走行…
今年の夏、貴方も計画を立ててみては?

Hさん。いつも楽しいレポートありがとうございます!
H氏のブログ「自転車ごった煮」はコチラ