NiKIRIN工房日記

リカンベント工房の日々

”TriWave” the last one.

NiKIRINオリジナルトライク「TriWave」。
その最終ロット最後の1台の嫁ぎ先、「M.T氏」からの近状報告デス!
TriWaveはNiKIRINとしても思い入れのあるトライク。
何度もビルダーと交渉し、比較的安い価格で最大の装備とクオリティを実現…
するべく頑張った車両でした。
さて、早速ご紹介!(以下文章はM.T氏ご本人からです)

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TriWave の近況写真です。 まず、後ろから。

前から。
ヘッドライトの取付けパーツはホームセンターで見つけた鉄パイプ接合用の部品ですが、塗装してそれっぽく仕上げました。

ハンドル周りは見た通りいろいろ付けています。
バーエクステンダのアーム部分は銀色だったのを黒に塗装しました。

左側。
iPhone関係のみ白いのが統一感を欠いていますが、しかたがありません。

リアキャリアはトピークの既製品で、前側ステーはホームセンターで見つけたスチールラックの補強用すじかい(!)の流用です。長さ、太さ、質感がぴったりで違和感が全くありません。知り合いも「専用ラックあるんだ ? 」と言ってました。はっはっは。

パーキングブレーキはアドバイス通りにショートタイプのものと、グリップシフターで。
デザイン上のワンポイントとしてアウターケーブルをバーテープと同色にしてみました。

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TriWave。完成度の高いハンドル周り。違和感のないキャリア…
嫁ぎ先の娘を見るような気持ちで拝見しました(笑)
トライクは二輪とは違う特有の挙動があります。
ちょっとじゃじゃ馬な不束者です。
振り落とされない様に、しっかり尻の下に敷いて乗りこなしてください。


氏はTriWaveのほか、MR451-MUSTANGもお持ちです。
以前、工房日記で紹介したチェーン落しにもチャレンジされています。

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ついでにマスタングのチェーン落としです。
普段の走行中はまったく問題ありません。ただ停止時に位置を整える為など、ペダルを逆回転する時にハンドルを切ったままだと簡単にチェーンが外れます。まあ、自分で気をつければ良いだけなので気にしませんが。

ギヤ付きの大型アイドラにしたこともあり、チェーンがたるむとアイドラ周りで行きと戻りのチェーンがこすれてしまいます。
走行中はテンションかかっているので問題ないですが、上と同じで逆回転させた時が問題です。

チェーンリングの歯数が違いすぎてチューブを固定するとどちらかでひっかかってしまい、あまり調子がよくありません。とりあえず「紐で吊るす」という方法で様子を見ていますが、他に何かいい方法がないか思案中です。 チューブなしも試したのですがフォークにガリガリあたってします。
いろいろありますが、それらを帳消しにするぐらい漕ぎは快適になりますね。
もう元には戻りたくないですよ。

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MR451-MUSTANGやQTRのチェーン落し。
自分も「ちょっと試しに…」で行って、元に戻れなくなったクチです。
ハンドルは切れなくなりますが、リターン側のアイドラが1個無くなった時の軽さ…
ハンドルの切れ角不足も気にならない程の快適さがあります。
まあ、ハンドルが切れないといっても、慣れれば6m道路でUターンも可能ですしね。


さて、T.M氏のTriWave、MUSTANG 如何だったでしょうか。
皆様の愛車も写真と資料をお送りいただければ工房日記でご紹介させて頂きます。
他社で買った車両、自作の逸品、ご遠慮なく自慢の愛車を是非ご紹介下さいマセ!