昨年もご紹介したＴ．Ｈ氏の「TriWave1620」。
今回はリアカウルの装いも新たにミッドナイトエンデューロ再挑戦。
そんなご本人からのレポートが届いたのでご紹介なのです。
前回のカウルのパーツを流用しつつ、布製だった外装をＰＰ製に全面変更。
より空力を重視したデザインに変更されたのだった。
パイロットが着座した様子はこんな塩梅。なかなか実用的なのです。
＜以下はご本人のレポート＞
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新リアカウル装備でのレース結果のレポートです。
今回は前年の反省をふまえ…
補給物資の積込み過多の防止と定期的な休憩を心がけました。
去年からの改善点
・ハイドレーションは1.3Ｌ程度を搭載→前年は4Ｌ
・ハイドレーションを減らしたことにより補給食を搭載できるようになる
→ゼリー＆ソイジョイを多数搭載。
・リアカウルを新作。重量は昨年とほぼ変わらず。
体積は大幅に増加し空力性能アップ。
色を黄色にしたことで非常に目立ち、遠くからでも一目で分ったという声多数。
良い宣伝になったと思います。
（椅子壱：ありがとうございますっ！）
・天候もよかったので泥除けも取り外し軽量化。
・エンジンも走りこみで強化。体重も前年より−２ｋｇ。
−ロードをアウトから追い抜く！−
結果はクラス２位で表彰台に上がれました。
…が、どうせなら一番上がよかったという思いがあります。
マトリクスからラップデータを購入し分析したところ、以下の問題点が浮かびました。
今年の問題点
・1回の休憩が長すぎ。
最初の休憩まではクラストップだった。休憩中に抜かれ後挽回できなかった。
また体が冷えてしまい以前のペースで走行できなかった。
・途中で睡魔に襲われ極端にペースダウン。眠い状態で周回を重ね時間をロスした。
眠くなったら無理せず直ぐに仮眠を取り無駄なロスを防ぐ。
（3輪なので居眠り運転でも転ばないのですよ…）
今年は膝もあまり痛くならず無事完走出来たのはリカンベントならではだと思います。
惜しむらくはリカンベントの大半が4時間のクラスに出てしまい…
10時間みっちり走ったリカンベントは自分ひとりだったこと。
以上がレースレポートです。
TriWave equipped with rear-cowl
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いつも素晴らしいレポートありがとうございます。
また、２位入賞おめでとうございます！！
様々なデータに裏打ちされた結果ですね。
我々も今後レースに参加する際には、是非参考にさせていただきます。
ご覧になった皆様も、レースの参戦記や写真、ツーリングのレポート等々…
リカンベントの思い出が御座いましたら、是非コチラの一筆からお寄せ下さい。
ドウゾ宜しくお願いいたします！
